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本日(2022年11月30日) 行われる「OCT講習会」で私達のグループの安野が「安野流! OCTの理解: Cascading encoder-decoder model で理解する光コヒーレンストモグラフィー」と題したチュートリアル+技術モデル講演を行います。
このトークは低コヒーレンス干渉、統計的信号処理、医用画像処理、AIによる自動診断などを内包した「現代的なOCT装置」を「巨大なカスケード(多段構成)された符号化-復号化装置」として分析していくものです。テーマに比べてトーク時間が短いため、技術的な詳細にあまり時間がさけません。そこで、この講演の資料やさらにOCTについて学習するためのリンクをまとめます。たくさんあるので全部見るのは大変ですが、興味のある方はつまみ食いだけでもしてみてください。
OCT技術に関する資料
- 講演資料(パワーポイント) at Yasuno's Cabinet
- 初心者向けの短い教科書 「Tutorial on OCT」 at Yasuno's Cabinet
- ビデオレクチャー「Fundamentals of OCT」
(全5回 筑波大学大学院講義) at Yasuno's YouTube channel
※英文ですが、non-native を対象としているため英語が得意でないひとでも大丈夫だと思います。 - 初心者向けOCTレクチャー資料(パワーポイント) at Yasuno's Cabinet
認識論的計測学に関する資料
- 認識論的計測学 レクチャービデオ (2021) at Yasuno's YouTube channel
- 認識論的計測学によるOCT批判(英文 preprint 論文) at arXiv
https://doi.org/10.48550/arXiv.2211.05707 (2022).
※ 2021年のビデオと 2022年の論文では論理構成が多少異なります。2022年版ではあらたに「オブジェクト統制」という概念を導入することにより、認識論哲学との類似性に頼らずに計測行為の整理を行っています。
その他関連ページ
- 安野の YouTube channel
筑波大学における講義、研究発表・解説ビデオなどを公開しています。
シリーズ化された講義はチャンネル内の Playlist でまとめてあります。「論文の読み方」など、OCTとは直接関わらない研究チュートリアルなども公開しています。最大のヒット作はなぜか「確率論」です。 - Yasuno's cabinet (web-site)
主にグループ内教育用に書かれたテキストや、グループ内外でのチュートリアル講演で用いた資料を公開しています。また、「論文の書き方」(Card-based paper writing) などの一般的な研究テキストも公開しています。
written by Yoshiaki Yasuno