Tuesday, December 12, 2017

東神之介君がOPJ優秀講演賞を受賞しました!

当研究室の東神之介君が、11月に開催されたOptics & Photonics Japan(OPJ 日本光学会年次講演会)第3回OPJ優秀講演賞を受賞しました。

東君は昨年の卒業研究で眼底検査用 Jones 行列OCTを開発し、今年4月の修士課程進学後は眼底Jones 行列OCTで得られる情報を用いた医療画像処理アルゴリズムの研究をしています。今回の受賞はその中でも眼底黄斑部の病変を可視化する画像処理手法に対するものでした。

東君にとって初めての学会発表での受賞となります。現在、東君はこの成果を英文論文として取りまとめています。東君の今後のさらなる活躍に期待しています!

受賞対象演題: "Macular analysis by multi-contrast segmentation of retinal pigment epithelium and choroid by Jones-matrix OCT"
>> 学会アナウンスサイト

偏光OCTレビューがトップダウンロードに選出されました

当研究グループの安野がウィーン医科大学の Christoph Hitzenberger 先生、アムステルダム自由大学の Johannes de Boer 先生と共同で執筆した論文 "Polarization sensitive optical coherence tomography - a review" が Biomedical Optics Express の最近一年で最もダウンロードされたOCT論文トップ 20 に選ばれました。Biomedical Optics Express はアメリカ光学会(OSA)の出版する論文誌であり、私たちの研究する生体光学のトップジャーナルの一つです。

この論文は私たちの研究グループが長年研究を続けている偏光感受型OCTの技術と医療応用を総覧する論文であり、これを読むだけでこの分野のことは一通り理解できるように書かれています。

簡単な論文の紹介と論文ウェイブサイトへのリンクは以前の記事にまとめられています。

Friday, November 10, 2017

Update: 私たちの研究

私たちの行っている研究を解説したページ "Research"  に2つのセクションを加えました。

  • Step 2. Our vision and project
  • Step 3. Further reading
です。Step 2. では今まさに私達が取り組んでいる研究プロジェクトについて解説しています。また、Step 3. では、さらに私たちの研究分野について勉強したい方のために教科書、論文を紹介しています。

ぜひ一度のぞいてみてください。

安野嘉晃

Friday, November 3, 2017

筑波大学 学園祭「学生プレゼンバトル」に安野が参加します

 2017年11月4日、筑波大学の学園祭(雙峰祭)の二日目に開催される「学生プレゼンバトル」企画で当研究のグループ・リーダーの安野が特別プレゼンテーションを行います。

学生プレゼンバトルとは、学群生や院生が自らの専攻している学問または研究の魅力を、 一般の聴衆に対してわかりやすく伝えるスキルを競う企画です。今回安野には、「そもそも研究活動ってどういうことなの?」という内容で、企画を主催する学生の方から依頼がありました。(ありがとうございます。)


ご興味のある方、学園祭にいらっしゃる予定の方、その他気になる方は、ぜひ、お越しください。


日時 :2017年11月4日 
    14:30~17:30(安野は16:15から特別プレゼンテーションを行います)
場所 : 大学会館3階ホール
テーマ:「社会の中の研究」
詳細は学生プレゼンバトルの web-site を御覧ください。

関連URL
雙峰祭 https://www.sohosai.tsukuba.ac.jp/(2017年11月3日~5日)
学生プレゼンバトル2017 http://tgn.official.jp/gpb2017/

追記: プレゼンスライド
プレゼンで使用したスライド(PDF)を公開します。プレゼンを見られなかった方、プレゼンの最後にでた「宿題」について考えたい方。ぜひダウンロードしてみてください。
>> スライド (PDF)

Sunday, October 29, 2017

研究発表: Optics Photonics & Japan 2017

日本光学会の年次講演会 Optics & Photonics Japan 2017 (2017/10/30 (月)-2017/11/2(木)、東京茗荷谷)において当研究室の学生・研究スタッフが4件の研究発表を行います。私(安野)が行う講演のように完成した研究をまとめて紹介するのではなく、いま私たちの研究室でもっともホットな研究を紹介します。

Four of our colleagues present their recent research at Optics & Photonics Japan 2017 (30th Oct. (Mon) to 2nd Nov. (Thu), Tokyo), an annual meeting of Optical Society of Japan. It is not like my (Yasuno’s) own invited presentations, but it covers cutting edge research topics now we are enthusiastically working for. I hope you can join it.


発表演題一覧 / List of presentations

11月1日(水)13:20-14:45 A会場「セッション: バイオ光学・バイオフォトニクス、医用光学(2)」
  • [1pA3] En Li et al., “Birefringence and deformation estimation of biological tissue by polarization sensitive optical coherence elastography” (偏光感受型光コヒーレンスエラストグラフィーによる生体組織の複屈折と微小変形の同時計測)
  • [1pA4] Shinnosuke Azuma “Macular analysis by multi-contrast segmentation of retinal pigment epithelium and choroid by Jones-matrix OCT” (ジョーンズ行列トモグラフィーのマルチコントラスト情報を用いた色素上皮・脈絡膜のセグメンテーション)
  • [1pA5] Deepa Kasaragod “Jones matrix optical coherence tomography based multi-contrast tissue classification of the posterior eye” (ジョーンズ行列トモグラフィーによる眼底組織弁別)
  • [1pA6] Shuichi Makita “Laser coagulation control by detecting tissue alteration with optical coherence tomography” (光コヒーレンストモグラフィーによる光凝固術における組織編成のモニタリングと凝固のアクティブ制御)
UPDATE
2017/11/1 (Wed) 全件、無事に発表できました。聞いていただいた皆様、質疑にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。(安野)

Saturday, October 28, 2017

李恩さんが学振特別研究員に採用されました!

当研究室の李恩さんが、学術振興会特別研究員に採用されることになりました。研究テーマは「ジョーンズ行列型光コヒーレンスエラストグラフィー法の確立と皮膚科学への応用」です。来年度からは、私たちの研究室でプロの研究員として働きながら、博士号取得を目指していくことになります。李さんの今後の活躍に、我々も期待しています!

Our colleague En Li was recently selected for a doctor-course research fellow of Japan Society for Promotion of Science (JSPS). Since upcoming April, She is going to be working for her doctorate as working a professional researcher. We are excited about working with her, and we believe she does an excellent job! Congratulation, Li!


Monday, October 23, 2017

Publication: Visualization of melanin loss in Vogt-Koyanagi-Harada disease

Our collaborator Masahiro Miura investigated the melanin loss triggered by Vogt-Koyanagi-Harada disease (VKH) by using our Jones matrix OCT. He recently reported it in Investigative Ophthalmology & Visual Science (IOVS).

VKH is a systemic diseases characterized by whole body melanin loss. It also triggers choroidal inflammation and causes vision loss. Although the choroidal melanin property is known to be associated with the disease activity, there had not been a good tool for this investigation. Miura employed our retinal Jones matrix OCT to visualize and quantify the choroidal melanin distribution. It was found that the quantified amount of choroidal melanin is a strong identification factor of VKH activity.

The details of the study is reported in IOVS.

>> Full length article (open access)

M. Miura, S. Makita, Y. Yasuno, R. Tsukahara, Y. Usui, N.A. Rao, Y. Ikuno, S. Uematsu, T. Agawa, T. Iwasaki, and H. Goto, "Polarization-sensitive optical coherence tomographic documentation of choroidal melanin loss in chronic Vogt-Koyanagi-Harada disease," Invest. Ophthalmol. Vis. Sci. 58, 4467-4476 (2017).


東京医科大学三浦雅博教授と私たち共同で進めていた原田病のメラニン特性に関する研究の成果が米研究眼科学会の論文誌 Investigative Ophthalmology & Visual Science (IOVS) に掲載されました。

原田病は全身のメラニン減少によって特徴づけられる疾患です。このメラニンの減少は眼底の脈絡膜でもおこり、視力の低下を引き起こします。眼底におけるメラニンの量と分布が原田病診断に有用なファクターであることは知られていました。しかし、これまで、その3次元分布を可視化したり、その量を定量化したりする手法が存在しませんでした。

この研究では私たちの研究グループで開発された眼底診断用 Jones matrix OCT 装置を用いて原田病患者の眼底メラニンの観察・定量化を行いました。これによって原田病の病型の分類が可能であることが示されました。

この研究の詳細は米研究眼科学会誌 IOVS に掲載されています。

>> Full length article (open access)

M. Miura, S. Makita, Y. Yasuno, R. Tsukahara, Y. Usui, N.A. Rao, Y. Ikuno, S. Uematsu, T. Agawa, T. Iwasaki, and H. Goto, "Polarization-sensitive optical coherence tomographic documentation of choroidal melanin loss in chronic Vogt-Koyanagi-Harada disease," Invest. Ophthalmol. Vis. Sci. 58, 4467-4476 (2017).